「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の新アニメが出ると話題になりますが、同時に両津勘吉の声優で有名なラサール石井さんが起用されるのかと話題になりました。
そんな、両津勘吉で有名なラサール石井さんですが、そもそもなぜラサール石井さんが両津勘吉の声優を務めたのでしょうか?
また「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の新アニメでは両津勘吉の声優をラサール石井さんが行うのでしょうか?
ということで今回は、なぜラサール石井さんが両津勘吉の声優を務めたのか、新アニメでは両津勘吉の声優をするのか考察します。
目次
なぜこち亀の両津勘吉がラサール石井?選挙・政治利用で新アニメ降板する理由?
なぜこち亀の両津勘吉にラサール石井が起用された?
キャスティングにネルケプランニングが関与
「こち亀」のアニメのキャスティングに「ネルケプランニング」が関与していたため、専業の声優を使わずに両津勘吉にラサール石井さんが起用されたようです。
「ネルケプランニング」は声優のキャスティングも手がけている会社で、「こち亀」のアニメのキャスティングに関わり、専業の声優を使わず、俳優・タレントの出演が多くキャスティングしていったようです。
実際にラサール石井さんだけでなく、森尾由美、林家こぶ平、土居裕子、三浦理恵子、堺雅人などがレギュラーないし準レギュラーとして出演し、今村恵子、アメリカザリガニ、イジリー岡田、井上和香などがゲスト出演することもありました。
しかも、放送初期は専業声優もそれなりに起用していたが、回が進むごとに薄れており、中盤以降は主要な役どころのほとんどを舞台俳優やタレントが占めるというキャスティングになっていました。
このように「ネルケプランニング」のように会社の方針でキャスティングが決まることはよくあり、ラサール石井さんの起用についても、まさにこうした制作会社側の方針や戦略が反映された結果でした。
当時のラサール石井の人気と影響力
当時のラサール石井さんはバラエティによく出演する人気タレントということもあり、その影響力から両津勘吉に起用されたのかもしれません。
アニメが放送された1996年当時のラサール石井さんは「たけし・逸見の平成教育委員会」「マジカル頭脳パワー!!」「世界まる見え!テレビ特捜部」などの人気バラエティ番組に出演している人気タレントでした。
茶の間での知名度が非常に高い売れっ子タレントであったことから、番組の顔として視聴者を引きつけるための強力なフックになるという制作側の期待もあったと考えられます。
当時の人気バラエティ番組で見せていた親しみやすいキャラクターやマルチな才能は、幅広い層から支持を得ており、アニメ化という大きなプロジェクトにおいて大きな安心材料となっていました。
このようにタレントとしての全盛期にあり、メディアへの露出も極めて多かったことが、後の国民的キャラクターとなる両津勘吉役への抜擢を後押しした大きな要因の一つと言えるでしょう。
ラサール石井が両津勘吉の適性があった?
ラサール石井さんは舞台演劇の世界で演出家や俳優として深く活動しており、落語や喜劇の素養があったりと両津勘吉の適性があったから起用されたのかもしれません。
両津勘吉はラサール石井さんのインテリキャラとはかけ離れていますが、舞台の上で培われた確かな演技力と喜劇的な間合いを把握する能力は、破天荒なエネルギーを持つ両津というキャラクターを表現する上で非常に大きな武器となりました。
古典芸能や演劇に精通している彼だからこそ、ただ暴れるだけではない江戸っ子らしい人情味や、どこか憎めない愛嬌を声のみの演技で見事に具現化できたと言えます。
一見すると対極にある知的なイメージを覆し、荒々しくも温かい両津の声を違和感なく演じきれたのは、長年の舞台経験で培った役作りの深さがあったからこそでしょう。
このように、声優としての技術以上に「役者としての引き出し」の多さが、当時の制作陣が求めていた泥臭くもパワフルな両津勘吉のイメージと合致した決定的な要因かもしれません。
こち亀の新アニメでラサール石井が両津勘吉降板する理由?
こち亀の政治利用?
ラサール石井さんが参議院選挙に社会民主党から比例代表で出馬した際に、「こち亀」を選挙活動に結びつけた姿勢が新アニメで起用されないと言われる要因となりました。
あー、こち亀ついに声優変更か。
別にもう作品自体寿命迎えてるんだから変えなくてよかったのに。。。ラサール石井さんが無茶苦茶政治的な思想を振り撒いたからじゃないの。決して両津には言及しなかったのは良心だったとは思うけど、ディレクション側は結構気にしてたと思うし、仕方ないな。— 沢谷カニ@12/30東6壁のどこかの店番 (@Sawaya_kani) December 20, 2025
ラサール石井がいなくなるなら朗報。
声は合っていたと思うけど、正直もうあの声では観たくない。
ラサール石井は二度と『こち亀』を政治利用するな! https://t.co/IGx6VPXSVz pic.twitter.com/rNFVQnJnDK
— 葉迅ライカ (@bajeanlaika) December 20, 2025
選挙活動中に出馬した政党の社会民主党は「こち亀」について言及しており、明らかに政治利用したとして炎上していました。
最終的にラサール石井さんは当選を果たしましたが、特定の政治家としての立場を鮮明にしたことは、公共放送における中立性を著しく損なうものとして制作サイドに重く受け止められました。
国民的な人気作品を選挙の道具として利用した不誠実な姿勢に対しては、視聴者から「作品を汚された」といった厳しい批判が相次ぎ、声優交代は当然の報いであるとの声が上がっています。
政治的野心のためにキャラクターのイメージを私物化した代償は大きく、作品を愛するファンからはこれ以上の関与を拒絶する拒絶反応が噴出する事態となりました。
このように、現職の政治家という立場になった以上はアニメ作品の顔を務め続けることはもはや不可能であり、新アニメの降板はしょうがないと思われます。
年齢・スケジュールの問題
ラサール石井さんは70歳を超える高齢だけでなく、政治家としての活動とスケジュール的な問題もあって、新アニメは起用されることは困難と思われます。
今では作者が熱望するほど両津勘吉にハマっているラサール石井さんでしたが、現職の政治家として国政に携わる多忙な日々の中では、アニメ制作に求められる膨大な拘束時間を確保することは物理的に不可能と言わざるを得ません。
また70歳を超える高齢による体力的な衰えだけでなく、政治活動の合間に収録を行うという不規則なスケジュール調整は、制作現場に多大な負担を強いることになります。
作者の期待に応えたいという思いがあったとしても、国家の職務を優先すべき立場となった以上は、以前のように声優業へ全力を注ぐ環境を整えることは現実的ではありません。
このように年齢的な限界と公人としての重責が重なった結果、新アニメへの出演見送りは、作品の質と制作の円滑な進行を維持するための不可欠な判断だったと言えるでしょう。
ラサール石井の失言
ラサール石井さんは自身の過去の数々の失言が積み重なり、批判的な声が多くて国民的人気の両津勘吉の起用にふさわしくないと思われたのかもしれません。
ラサール石井さんこち亀で両さんの声やってたりしたから好感持ててたけど浅田真央さんへのセクハラとかつるのさんへの的外れな指摘とか
まぁ実際に見たりしたわけじゃ無いけど本当なら凄く残念
— ラーヤ (@RayaloveTamamo) September 10, 2020
ラサール石井さんの社民党から出馬で過去の浅田真央さんへのセクハラがまた話題になってるけど、ラサール石井さんといえば能登半島地震の際に政府叩きがしたいあまりに被災者の生命の危機に関わるデマを拡散して、当時の総理大臣直々に怒られて謝罪したというクズムーブをしてた事も覚えておきたい。 pic.twitter.com/oTzLFFtCRe
— 水月 (@sui72381132) July 1, 2025
アスリートへのセクハラ発言や震災時のデマ拡散といった配慮に欠ける言動の数々は、長年にわたって多くの視聴者の間に強い不信感と嫌悪感を植え付けてしまいました。
特に著名人という立場でありながら、自身の主義主張のために事実に基づかない情報を広めて政府批判に利用する姿勢は、国民的アニメの主人公を担う人物としての適性を疑わせるに十分なものでした。
このようにSNS上での度重なる炎上や不適切な発言が「両津勘吉」という愛されるキャラクターのイメージを汚しているという指摘は根強く、起用継続を望まない批判的な世論が形成されるのは当然の帰結と言えます。
なぜこち亀の両津勘吉がラサール石井?選挙・政治利用で新アニメ降板する理由?まとめ・感想
「こち亀」のアニメの両津勘吉がラサール石井さんが起用された理由ですが、キャスティングした会社の方針や当時の人気度、ラサール石井さんの特性から起用されたようです。
その結果「両津勘吉といえばラサール石井」とまでなりましたが、近年は政治利用疑惑や失言で炎上したりと批判的な声が多くて起用されるべきではないと思われてしまったようです。
国民的人気キャラクターのイメージを自らの政治活動や不適切な発言によって損ねた代償は大きく、現職の政治家となった現在の立場では、もはや作品の中立性を保つことが不可能であるという判断が下されるのは当然の結果と言えるでしょう。
長年親しまれた唯一無二の声であっても、公人としての振る舞いや倫理観が問われる現状においては、作品本来の純粋な面白さを守るためにキャスティングを刷新することが、制作側にとってもファンにとっても最善の選択となったのではないでしょうか。
